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はい、今夜は津田舞台「tatsuya」を観てきました!いきなりぶっちゃけていい?本音トーク行っていい?いいよね?じゃ、せーの、

よくわかんね!!

ちゅどどどーん!ぼかーん!ぼぐしゃ~~~!ポワンポワンポワ~~ン(マサルさんとガッシュがコラボした!)と、思わず冗談で流してしまうほど正直ベースな感想です。うん、ほらだってさ、おでの青春80~90年代だから!!戦争知らないから!全共闘も学生運動もテレビの中だけだから!

とはいえね、投げてるわけでもないし「面白くない」って言っているわけじゃないんです。ちゃんと考えているし評価もしています。ただ、ああいう時代性の濃いものになると、核となりエキスとなる時代性そのものが私自身すっぽり抜け落ちているために切り口が見つけにくいんです。

さっきあの舞台設定はテレビの中でしか知らないといいましたが、例えば書物やらなんやらで勉強することは出来ると思うんです。タツヤがああいう事件を起こした年代に何があったのか。どのような若者文化だったのか。時代潮流やら思潮やらですよね。それに本なんか読まなくても団塊の世代を親御さんに持つ方は多いでしょうし、タツヤに撃たれた神社の警備員位の世代の戦争経験世代だってまだまだ健在ですからお話聞くことも出来ます。

でもそれは歴史の勉強と同じで、知識として得たものでしかないんですよね。体験したことじゃないから、その時代にもその時代に生きていたタツヤたちに共感することも至極難しいことになる。「貧乏」の度合いも桁違いだし、暴力も薬も売春も「金の卵」も私たちの周りには普通は見られない。

だから、変な話私と同年代かそれ以下のお嬢さん方が「すごいよくわかる、共感できる」って主張できるお話じゃないと思うのですよ。もし「わかっている」と思ったとしても、それは思い込みや「つもり」なんじゃないか……と底意地の悪い私なんかは思ってしまうのです。

逆に、「わかる」なんて言うのはおこがましいんじゃないかとすら思ったりします。あの舞台に蔓延するやるせなさや空しさ、痛さや救われなさの多くはタツヤ自身の生い立ちにあるとは思うのですが、根底にはやはり時代が大きく関わっている。そういう時代性の濃い舞台に私自身が持っている時代性で勝負するなら、やはり感想は「わからない」にしかならないんじゃないか―――そんな風に思います。

確かに名作でしょう。けど、「面白いか」と問われたら答えに窮します。面白くないわけではありませんが、肯定もできません。ただ、「興味深いか」と問われれば諸手を挙げて「はい」と答えますね。エンターテイメントとしての楽しさというより、知らない時代の文化や匂いの一端を感じ取れるところ。そしてなによりタツヤという「劣悪な」成長過程を経た男の人生を覗き見るという好奇心。そういう点での興味は満たされます。

ただね、さっきから「わからない」とか「面白いというよりは興味深い」とか実も蓋もないこと言っていますが、同時にあれを現在の東京で舞台に乗せるって意味も考えないといけないと思っているんです。自分の正直な「わからん」という感想と共に、最低でもひとつは作品と真っ向勝負で何かを得たいと思うわけです。

そう思って舞台を振り返ると、やっぱりタツヤの人物像というか、「眼」が非常に印象的なのです。しょっぱな登場したてのタツヤはびくびくおどおど、非常に卑屈でした。伏し目がちの、淀んだ眼。キョウコと2人だと、それが子供みたいになるんですよね。外で行動していると、ほとんど野獣。もしくは「キレた」眼。そして、たまに見せる子犬がすがるような眼。態度や仕草・表情にも表れますけど、やっぱり眼が一番印象的でした。

でもね、こういう眼をする子って今もいませんか?舞台上のタツヤを見ながらふと街を歩く若者が重なる瞬間もあり、実はそれは広志や修を見ていても同じでした。

タツヤは母親に捨てられ兄弟から邪魔者扱いされ、貧困を味わい集団就職で上京しながらも差別やそれによる暴力に苛まれました。今時こんな経験する人なんてほとんどいないでしょうけど、このような経験をした人と同じような心境に陥るような環境を経てきた若者はいなくはないのではないでしょうか?

あからさまな貧困や暴力や親からの仕打ちはなくとも、形を変えて同じような理不尽は身の回りにあるはずです。学生運動も全共闘もベトナム戦争もなくても、私たちの時代も深く暗く我々を侵食しているとしたら……?時代の歪は若ければ若いほどこうむるとは思いませんか?

結局、「わからない」から手っ取り早く置き換えているだけなのかもしれません。ですがわかってやれない人間なりの精一杯の誠意がこれです(笑)それと同時に、若い者に「なんだその眼は」なんて言うような大人になりたくはないと思った次第です、はい(笑)

んで肝心のつんちょなんだけども、系列的に似た役を二連続で見ているので「うん、まあこんなもんよね」という至って無味乾燥な意見になってしまいます(笑)「Dog eat dog」で上手に出来るのはわかっていたし、きっとカーテンコールでもまた絞りつくされたような表情で出てくるんだろうなあと思ったら本当にそうだったし(笑)

でもねー、やっぱギラギラしたあぶな~い感じのときもいいけど子犬みたいなのもいいよ?(笑)あと、ナレーションが乾みたいでどうしようかと思った。眼鏡の憎いあんチクショウが脳裏に浮かんで離れませんでしたアハ!

あ、ただね、激しい基礎運動をさせられるシーンがあるんだけど、本気でひやひやしたよ!!(爆笑)あんな細い人に何やらすのーーー!死んじゃうよーーー!!と、大笑いしつつ内心焦ってました。でも体力作りがうまくいったのか、血管ぶちきれて倒れるようなことにはなりませんでした(笑)

んで大口部長なんだけど、暴力野郎でした(笑)怒鳴って殴ってばかりだったのでちょっと評価しにくいです。演出意図だから仕方ないんだけど、兼ね役のほうも演技のベクトルがほとんど(全く、と言ってもいいかな)同じなもんでどう言ったもんか。今度是非繊細な、微妙な役を見てみたいです。

でもね、グンゼパンツは最高だったよ! ズボンの腰から見えるくらいへそ丈の真っ白のグンゼ!ケツ全体すっぽり包む、それはグンゼ!あはははは!GJ!

さらに和田君!この子は上手いね!髪型が最高にイカしてたし兼ね役の三役とも眼鏡キャラでしたが、演じ分けは抜群だと思います。和田君目当てに見に行ったお嬢さんは大満足じゃないかな!

しかも彼、修役のときは女性用の下着身につけてますから!(爆笑)怪しい白ブチ丸眼鏡にピンクと黒のブラ&ショーツ!それでばしゃばしゃとグラビアを撮りまくるどうしようもない若者でした!しかもこれをカーテンコールの時まで着てきたもんだから自分的に大盛り上がりですよ!目の前で見ちゃった!キャキャキャ!!

でももっと凄いのが鈴木省吾さん(いまうっかりヴィンセントと書きそうになったのは内緒)!!ナマケツナマチンでした!あは☆だって最初タオル腰に巻いただけで出てきてさ、舞台上でパンツはくんだもん。しかもそのパンツがまたいいんだ……!!

あーーー、ナイスケツだった。ナマチンよりやっぱナマケツだよな!でもそうじゃなくてもあのおっさんかっこよすぎだって、マジで。おかしいよ、あのエロモン(←エロいフェロモンの略)ああいうおじさんと遊びたいね、ぜひ!!って趣旨が変わっている……。

何気に素晴らしかったのが月ゴロー。集団就職してきた少年たちを研修するコンサルタント役のときがサイコーにいかしてた!なんていうか、器用なんですよ。そのあと自衛隊員やマスター役など合計6役やりましたが、和田君以上の演じ分けでしたね。そりゃキャリアが違いますから当然なんでしょうが、目立たないけど味のある役者さんでした。

伊藤裕子ちゃんは普通によかったよ!若いお嬢さんもどんどん舞台に出てもまれればいい。彼女のことはテレビより舞台で見ていきたいなあ……って舞台贔屓な発言かな、これは。

うおっ、なんかなげえな!ま、とにかく時代性の濃い作品はどこかに普遍性を見出せない限り鮮度を保つのが難しいなあと思った次第です。これから観る方はどうぞ少しでも楽しんで、「いたたまれないなあ」と思ったらつんちょと和田君の下着と裕子ちゃんの美貌を視姦してみてください(笑)
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