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ああああ・・・・・・・・・武田トート鑑賞記をほぼ完成させていたのに消えた………(涙)

でもいい、頑張って書き直す。
くっそ……!!

えー、ここからは「エリザベート」武田トートバージョンのネタバレになりますのでまだ知りたくないという方はお気をつけください。全然構わないよ!という方はちょぴっと下からスタート!





さて、武田トートです(笑)
話は遡ってもう昨年の話になるでしょうか、新トートが武田と聞いた時はひどく不安でした。ナイトヘッドや元祖フェミ男のイメージが強くてどうにもトートと結びつかず、正直おかしさだけが先に立ってしまってました。ただ、彼の演技力は以前から買っていて、そこだけが頼りでした。

ですが、彼のトート衣装のお写真や「Q&A」のコーナーが更新されるたびにその不安は薄らいで逆に期待ばかりが先に立つようになりました。彼の役者としての顔に初めてきちんと接したということもありますし、実際ここ数日ですでに武田トートを観た方たちがいい感触を得ていたからです。

そして期待しすぎたせいか、本日幕が上がる前はなんだか異様に緊張していました(爆笑)エリザシーズンの初鑑賞の時はいつもドキドキするのですが、今日は格別だったなあ。

で、とうとう幕が開きまして。エリザベート大合唱に「ああ、帰ってきたなあ」とつくづく思い、さあ、武田キターーー!の瞬間です。

実は事前に報告いただいている方からちょっと笑っちゃうかもしれないと言われていたのですが、うん、確かにそうかもしれない!ちょっとびっくりっていうのもあるし、純粋に奇異に見えるというのもあるんです。

ただ、彼のトートの方向性を考えるとすぐ慣れるんです。感情表現豊かな、直情的なトートなんですよね。じゃあ続く「愛と死の輪舞」なんかどうなっちゃうの!?って感じですけど、それはそれで緩急をきちんとつけつつ、はっきりどういう感情を持っているかを表現するわかりやすさがあるのですよ。

ここまで観た時点で、「ああ、この人ちゃんとできる」とすでに安心しきっていました。そりゃあちょっとびっくりしますし面白いこともあるんだけど、ついつい目で追ってしまう華や空気も持っていました。

その武田トートの総括はすでに色々なところで活字になっています。特にパンフ内の武田インタビューにある「ワル」で「オス」なトートというのはもっともわかりやすい説明のひとつだと思います。本当に不良少年みたいなんですよ(笑)これだけだと「え~~~!?」って思うかもしれないですけど、ただのヤンキーじゃないですから、ええ。

そして小池先生が言った「天使の純粋さと悪魔の邪さを併せ持つトート」。これは名言だと思うし、これ以上に武田トートを上手く表現する言葉はないのではないでしょうか。

私の描く武田トートの純粋さは子供の純粋さです。子供は天使と言われますが、その純粋無垢さゆえに残酷な側面を持つこともあります。武田トートの、欲しいものは欲しい、それが手に入らなかったら悔しい、だからそのためにはなんでもやるしそれで手に入ると思える自信がある―――という姿はまさに子供の純粋さであると同時に勝手で傲慢なトートそのものでもあると思います。

天使であるが故に悪魔の側面を持つというのと同時に、もともと武田トートが備えている「悪の華」的色香も悪魔の邪さに含められるのではないでしょうか。とにかく彼のトートはセクシーで、衣装やメイクのせいだけではない芳香を漂わせているのです。それが無自覚にだだ漏れで撒き散らされているかのようでした。小悪魔と言うとまた少し語弊があるのかもしれませんが、非常に蟲惑的でした。

そう考えると、歴代トートは直線上に並べられるかもしれません。年齢順に武田→内野→山口です。

もちろん年齢だけではなく、トートの資質として繋がるものを感じるのです。荒削りで直情的とはいえ、とてもセクシーで色っぽい武田トート。ちょっと暴れん坊でガキっぽいですが、君臨する者としての素質を充分に感じさせる少年期から青年期へ至るトートです。その次に待っているのは青年期から壮年期へかけての内野トート。オイタもやんちゃも直接的な感情表現もずいぶん抑えるようになったけど、それでも色気だけは熟成されてだだ漏れになっている大人っぽいトートです。おかしな言い方ですが、不良少年だった男が30代を迎えて落ち着きを増し完成されたいい男になったみたいな感じです。でも時々ワルだった頃の片鱗は見せるよ?みたいな(笑)

で、最後はそういう酸いも甘いも全て経験しつくし帝王の中の帝王となった老成トート。山口さんです。超然、超絶、超越……「人の命を弄ぶ」という言葉が最もよく似合うトートですね(笑)あまりにも全てを超えてしまってもはや神です。天使とか悪魔とかそんなものではすでになくなっているわけですね←誉めてますそしておもしろがっています。

もちろんこれは私の脳内での勝手なこじつけですが、こうやって全く個性の違うトートでも一本通ったものを見出せるし、もちろん各トートそれぞれにもきちんと一貫性がある。そういう役は滅多にないですよね。つくづくトートというのはスーパーキャラクターだと思います。

で、武田の話に戻るのですが。本日のワタクシ的ベストシーンを挙げてみたい。それは………

マイヤーリンクに決定!!

マイヤーリンクとは、皇太子ルドルフがエリザベートに苦境を訴えるもむげにされた後の自殺シーンになります。トートダンサーズに翻弄されるように踊り、トートに死神のキスをされ拳銃で頭を打ち抜く場面となります。

その前の革命シーンもかなり良かったのですが、このマイヤーリンクを見ちゃうと全てが霞む。ここではガチンコ本気でルドルフにキスするんですけど、もともと色気のある武田なので見応えがありました。でもここじゃない。それじゃないんだよ、今回のマイヤーリンクは。

実は……死神のキスの後ルドルフが自殺しトートダンサーズに運ばれ退場するその脇で……武田トートは……

忌々しそうに唾吐いて退場するんです!!!!!!

唾吐いたーーーーー!!!
ぎゃーーーー!!!

ぺぺぺぺぺーーーーーーーー!!!

(しばし錯乱中、放っておいてください)

(しばらくお待ちください)

(画面上にお花畑の絵でも流しておいてください)

…………
……………………
………………………………

はっ!!しまった、うっとり回想してしまった!!
いやーーーー、でもそれくらいこのシーンすっごいよかった!だって、ルドルフなんてどうでもいいんですよ?エリザベートを手に入れるため、気を引くためにわざわざ殺してやっただけなんです!そうじゃなかったらルドルフなんて汚らわしくてまずくて食いでのないヤロウに過ぎないってわけですよ!?

ひーーーー!!最高!!
悶えた!
客席でじっとしているの大変だった!!
あーはーはーはーはーーーーー!!

いやね、もちろん私が「カーテンコール」書いたのは山口さんと内野さんの2004年バージョンでね、武田トートなんてこれっぽっちも予想してなかったし無理じゃないですか。だからあの世界に武田トートのエキスは盛り込まなくていいし影響される必要もないと思うんです。でもねー、手塚扮するルドルフに死神のキスを落とした後、汚らわしいものでも吐き出すように唾吐いて退場する乾トートを想像したら激烈萌えた!!!やばかった!

あーーー、えっと、うん、おかしな萌え方ってのはわかってるんです。自分書いたものですしね。でもねー、乾がどうとか差し引いてもこのトート像はものすっごい刺激的で、ここのためだけにもう一回観に行きたいと思ったくらいなんです。くそーーー、やってくれるな武田!!

ちなみに次点は「悪夢」です。
武田トートは歴代で最も激しく感情的でおもしろかった。途中でハプスブルク家の人々を葬り去るのに飽きちゃって、指揮棒をぽ~いって投げちゃうんですよ!そしてフランツとの丁々発止も効果的。あの場面のフランツってかなり滑稽なんですよ。老いさらばえなお自分に心が向いていない女を追い求め、かつ的外れな主張をする。憐れであり、失笑を誘うぼろぼろの皇帝なんです。そのフランツを武田トートは一笑に伏すのです。一笑というにはいささか盛大ですが(笑)、目が覚めるような演出と演技でした。

他にもいろいろあるのですが、この2つのシーンは忘れられないです。あー、金策がなんとかなればもう一回武田トート行きてぇな~~~~。うあーーー、おもしろかった。今度はもっとじっくり見たいなーーー。そんなことを考えたエリザ一回目でした!

おっと、他のことに関しては箇条書きで!

・オペラグラスでパクたん(ルドルフ)を見ていたら目が合ってしまい、その捨てられた迷い犬のようなつぶらな瞳に射抜かれそうになった
・一路さん、ちょっと調子悪い……?側転とかしなくなったし、声もところどころ不安定……
・そうまさん(フランツ)の発音が年々クリアになって嬉しいのだけど、しょっぱなの「もしできるなら寛容と善意の皇帝と呼ばれたい」がいつもわかりにくい
・マダムヴォルフが登場するとき「ヴィルコーメーーーーン!!」と歓待してくれて嬉しかった(笑)
・ルキーニが劇中で撮った写真放り投げてくれた!!ほしいいいいいいい!!!
・武田が人間として現世に現れるときの紅いベルベットスーツはちょっとやりすぎかもしれない(笑)
・ある意味武田はもっとも宝塚っぽいかもしれない
・パクたん(ルドルフ)のノーブルさは群を抜きすぎていて真似しやすい(でも相変わらず身体は硬かった)
・ルキーニの「Oh, yeah!」に思わず微笑む
・一幕最後の「三重奏」でエリザベートが一張羅のドレスで登場したときも拍手をしたい
・ゾフィーと重臣たちの企みのシーンのコミカルさがアップして楽しい限り!ちなみにウィーン版の「馬」を思い出し笑いそうになるのを必死で堪える
・バートイシュルのルキーニ&エリザ登場シーンも演出変更。前回のルキーニ負傷の時に編み出した苦肉の演出がそのまま活きているっぽいけど、これもなかなかよい♪
・ウィーンミュージカルはアンサンブルや群舞が見応えあってイイ!「ミルク」と「ハス(憎しみ)」はその際たるものだと思う
・トートとルキーニがたまにアイコンタクト取ったりするのがすげーおもしろかった

いま思い出せるのはこれくらいです!

ただね、ちょっと問題がなかったわけでもなかったので毒吐きは続きで。舞台そのものに関係することではないのですが、粘着質な愚痴になりますので避けたほうがよろしいかもしれません……すみません、どうしても吐き出す場所がほしいのです。

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