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お人形ブログのほうにちょっと載せたのですが、昨日はジャンプ新刊とともに『犬は「びよ」と鳴いていた』という日本語のオノマトペ(擬音・擬態語)についての本を読んでいました。


読みやすくて面白くて、すごく楽しめました。語法・文法的なことももちろん書いてあるのですが、擬音を使う側の人間、そして日本人の心理とか文化・民俗的な背景も盛り込まれていて良かったです。これが文法的なことばかりだと本当につまらんからね!言語ってのは生きているものだから、それを使用する人間のことまで包括的に見ていかないと「死んでいる」状態になっちゃうと思うから…。


そして、同じ言語系だと中公新書のラテン語関係の本も読んでいます。これはね~~~、なんていうか、手放しには褒められないな!現代まで影響を及ぼしているラテン語の、成り立ちや背景や語源的な話などこれも包括的な内容なんですけど、『びよ』(どんな略よ!)とはずいぶんスタンスが違うように思えます。


まださわりしか読んでいませんが、語り口がどうにも……「学者様」だなぁと思わざるを得ない。扱っている内容はすごく興味深いし、書きようによってはぐいぐい引っ張りこめる事柄なのに……惜しいんだよなぁ。


あまりこき下ろすのもなんなんだけど、結局上からの物言いになってるんですよ。同じ立場の言語系の学者が読むならまだしも、一般の方が読んだらおそらくカチンと来る。そういう言い方・考え方がちらほら見えるんですね。


そしてもうひとつ個人的に思ったのが、さっきもちょっと言った「言語は生きている」という点で少し私とはスタンスが異なるようなんですね。ラテン語が好きで、その言語がとても興味深くて実は結構現代語に根付いているものなんですよという主張がしたいんだろうな、ということは凄く伝わるんです。ああ、真面目に研究しているんだろうなぁっていう。


でも、ラテン語を大事にするあまり他の言語に対して若干偏屈になってやしないかと感じるのです。ラテン語に関しては生き生きとした感性を披露するのに、それがなぜ他言語に活かされないのか。なんていうか、他言語に優しくないんですよ。


それはひいては日本語や日本人への過剰な期待や戒め的な表現になって現れたりしますし、時にとても不遜な物言いになったりします。こういうのを見てしまうと、ちょっと読み進めるのが辛くなってきてしまうんですね。


『びよ』もラテン語も同じ研究者という立場なのに、ずいぶん違うものだなぁと驚いてしまいます。母語を研究するかそうでないか、そしていま生活している人間が話している言語なのかそうでないかという違いもあるのかもしれませんが……。なんていうか、私は『びよ』の作者さんのスタンスがもっと浸透してほしいと願う立場です。


ちなみにアマゾンのレビューでも文体が気になってる風のものがいくつかありちょっとニヤっとしてしまいました(笑)


もうひとつ、秘密結社の本も買ってきました。いまイスラム関係で、世界で最も古いといわれる秘密結社の章を読み終わり、なるほどおもしろいな…!と興味深く進めている次第。


秘密結社というと『ダヴィンチコード』で興味を持った方もいらっしゃると思いますが、まさにそのような方にはいいのではないでしょうか。ただ非常に現実的な内容だと思いますので、陰謀説やミステリー仕立てのものをお好みの方には向かないかな?


そんなわけでまた本の世界へ。お風呂にゆっくり浸かりながら読むのが好きでございます(笑)そして明日は特撮モーニン。うっひゃっひゃっひゃ!!



☆今日紹介した本☆


山口仲美 『犬は「びよ」と鳴いていた』  光文社新書
小林標 『ラテン語の世界―ローマが残した無限の遺産』 中公新書
J.L.レイノルズ 『秘密結社を追え!―封印された、闇の組織の真実』 主婦の友社

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